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2014.8.19 05:05

【札幌記念】ゴールド、いざ花の都へ芦毛伝説第2章(2/2ページ)

ゴールドシップと横山典騎手のコンビ。いい雰囲気が伝わり、一時の不振から完全に脱したようだ

ゴールドシップと横山典騎手のコンビ。いい雰囲気が伝わり、一時の不振から完全に脱したようだ【拡大】

 芦毛伝説の新たな幕開けだ。宝塚記念で史上初の連覇を果たし、凱旋門賞へのゴーサインが出されたゴールドシップが、札幌記念で新章の第一歩を刻む。

 前走後は短期放牧を挟んで滋賀県栗東トレセンで調整して、8日に函館入り。担当する今浪厩務員は「宝塚記念の疲れはまったくなさそう。角馬場で立ち上がったりと相変わらずだが、気力的にも体力的にも具合がいい証拠」と活気あふれる愛馬の姿に笑みを浮かべる。

 一時は精神面の難しさを露呈して不振に陥ったが、横山典騎手と初コンビを組んだ宝塚記念を圧勝し、芦毛の怪物は完全に自信を取り戻したようだ。

 実力だけでなく人気もすごい。宝塚記念はファン投票1位での出走。13日には『ゴールドシップの調教を見に行こう!』と題し、1週前追い切りとしては異例の公開調教イベントが行われ、早朝の函館競馬場に徹夜組を含む約620人が駆けつけた。

 その視線を一身に浴びながら、横山典騎手を背にWコースで5ハロン70秒1を馬なりでマークし、併せ馬で1馬身先着した。「歩いているときも走っているときも雰囲気は良かった」と鞍上は状態の良さをアピール。洋芝も3戦2勝、2着1回と実績があり、須貝調教師は「何よりもノリとゴールドシップが一緒に楽しんで走ってくれれば」と迷いはない様子だ。

 フランスでの受け入れ先が2011年ヒルノダムール、12、13年オルフェーヴルと同じシャンティー調教場(パリ郊外)の小林智厩舎に正式に決まり、凱旋門賞への準備も着々と整っている。あとはいい形で渡仏することだけ。そのためにも、真夏の大一番で改めて強さをアピールする。