中央競馬:ニュース中央競馬

2014.6.24 05:00

【若駒ピカイチ】アールブリュット

アールブリュット(手前)は厳しい位置取りになったが、素質の違いを見せて勝ち上がった

アールブリュット(手前)は厳しい位置取りになったが、素質の違いを見せて勝ち上がった【拡大】

 《戦評》ダッシュがつかず、前半は後方でもたついたが、最後は大外から一気に伸びた。内枠有利の馬場で外からの差し切り。常識的に届く位置ではなく、クビ差以上の強さだった。タイム1分10秒2(良)も水準以上。

 《血統》典型的なマイラー父系。現2歳が初年度産駒になる父はデビュー3連勝で英2000ギニーを制し、仏GIジャックルマロワ賞で祖父ドバイミレニアム、父ドバウィに続いて父子3代制覇の偉業を遂げた。一方、母の父がグラスワンダーの父としても知られるシルヴァーホークだけに、マイルを超えても全く問題はない。母も伊GIII勝ちがあり、底力が感じられる。

 《将来性》直線が短く、小回りの千二は明らかに適性外。それでも勝てたのはスケールが違ったから。戸田調教師、三浦騎手ともに「ものが違う感じ」とクラシックを意識する。血統背景から成長力も十分あるといえる。