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2014.6.1 15:50

【ダービー】ワンアンドオンリー戴冠!ダービー馬に輝く(2/2ページ)

貴賓席で観戦する皇太子殿下に馬上礼する横山典弘騎手

貴賓席で観戦する皇太子殿下に馬上礼する横山典弘騎手【拡大】

 レースはエキマエの逃げで幕を開け、トーセンスターダムが2番手。サウンズオブアースが3番手につけて、その外にイスラボニータも追走する。淡々とした流れになるが、3コーナーを回ったところで大逃げを打っていたエキマエがスピードダウン(競走中止)。押し出されるようにトーセンスターダムが逃げる形になったが、直線半ばでは好位から抜け出したイスラボニータとワンアンドオンリーの争いになった。蛯名正義と横山典弘、関東のベテラン2人の叩き合いは、先に抜け出したワンアンドオンリーが懸命に食い下がるイスラボニータを振り切って先着。末脚勝負のイメージを覆す好位からの競馬で戴冠を果たした。3/4馬身差の2着が1番人気のイスラボニータ。さらに1馬身1/2差の3着には最内からしぶとく伸びた12番人気の伏兵マイネルフロストが入っている。

 68歳のベテラン橋口弘次郎調教師は、のべ20頭目の挑戦で、悲願のダービー初制覇。ワンアンドオンリーの父ハーツクライを含めて過去4度、ダービー2着で味わった悔しさを晴らす形となった。生産者の(株)ノースヒルズにとっては、昨年のキズナに続くダービー連覇。

 横山典弘騎手、前田幸治オーナー、そしてワンアンドオンリー自身というすべて2月23日生まれのチームが、橋口調教師とともに世代の頂点に立った。

 ワンアンドオンリーは、父ハーツクライ、母ヴァーチュ、母の父タイキシャトルという血統。北海道新冠町・(株)ノースヒルズの生産馬で、前田幸治氏の所有馬。通算成績は9戦3勝。重賞はGIIIラジオNIKKEI杯2歳S(2013年)に次いで2勝目。橋口弘次郎調教師は日本ダービー初勝利。横山典弘騎手は09年ロジユニヴァースに次いで2勝目。

 横山典騎手は「うれしいですね。橋口先生には本当にいつもお世話になってきたので、頑張って勝ちたいと思っていました。勝ててよかったです。どのレースでもそうですが、ゴール板が遠かったですね。皐月賞は行き脚がつきませんでしたが、スタッフも先生もダービーを目標にしてきっちりと仕上げてくれたので、今回は無理なく好位からの競馬ができました。まだまだお父さん(ハーツクライ)に比べたらヨタヨタしているような面もありますが、その状態でダービーを勝つんですから。これからも順調にいって、大きいところで頑張ってほしいです」と2度目のダービー制覇の喜びををかみしめていた。

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