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2014.5.7 05:05

【矢作芳人調教師 信は力なり】ダービー翌週の新馬戦スタートに疑問(1/2ページ)

 5月の声を聞いて2歳馬の入厩が本格化してきた。近年は、馴致育成技術の進歩や育成牧場の充実により、2歳をトレセンで見かける時期は年々遅くなっていた。

 ところが、2012年にダービー翌週から新馬戦がスタートするよう番組が変更になった。厩舎としては番組に合わせて馬を入退厩するしかないから、2歳の入厩は再び前倒しになった感じだ。

 この番組変更、サークル内での評判は正直良くない。ダービーからダービーへと言うが、別に翌週から新馬戦を始める必要はないだろう。1年で最大の競馬の祭典の後には祭りの余韻が欲しいし、マスコミもせっかく新馬を記事にしたくても、ダービーに紙面を割かれて2歳馬のフォローは後回しになってしまう。

 僕がそれ以上に心配するのは馬の成長についてである。この時期の2歳馬は骨、腱、筋肉、気性すべてが未完成で成長途上だ。そして、短期間で大きく変わる時期でもある。日本の3歳クラシック出走システムを考えるとデビューが早い方が有利なのは確かだろう。早く賞金を積み上げておきたいという心理も働く。しかし、2歳の早い時期に大きなストレスをかけた馬は故障を含めてその後の成長が心配だ。

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