【天皇賞・春】キズナ盾獲って現役最強証明だ

2014.4.28 19:03

 京都日曜メーンは、第149回天皇賞・春(5月4日、GI、芝3200メートル)。絶好の馬場を舞台に、伝統の長距離決戦が繰り広げられる。

 一番の注目は昨年のダービー馬で、前走の産経大阪杯を快勝したキズナ(栗東・佐々木晶三厩舎、牡4歳)だ。体重がダービー時(478キロ)に比べて20キロも増え、体に厚みが出てひと回り大きくなり、パワーも増した。今回は3200メートルの長丁場となるが、スローペースでも折り合いに不安はなく、瞬発力勝負になれば他馬の追随を許さないだろう。京都コースは新馬、黄菊賞、京都新聞杯と3戦全勝。抜群の相性だ。「中間も順調で、何も変わらないのが何より。このまま秋まで勝ち続けていきたい」と佐々木調教師は自信を見せる。ダービー以来のGI制覇で現役最強馬の称号を手にするか。

 GI4勝(皐月賞、菊花賞、有馬記念、宝塚記念)のゴールドシップ(栗東・須貝尚介厩舎、牡5歳)も、前哨戦の阪神大賞典は完勝だった。休み明けをひと叩きして状態は確実に前走以上。中間も栗東の坂路とCWコースを併用してびっしりと乗り込まれている。「キズナも強いし、ひと筋縄ではいかないと思うが、GI馬として胸を張って競馬しないと」と須貝調教師。鞍上に豪州の名手、クレイグ・ウィリアムズ騎手を迎えて打倒キズナに燃えている。時計勝負への不安を指摘する声もあるが、前走のように前々で運べれば、先行有利の馬場だけに他の有力馬に対するアドバンテージとなりそうだ。

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