中央競馬:ニュース中央競馬

2014.3.2 13:14

中山で珍事 最後の直線で全馬が外に待避

 2日の中山1R・3歳未勝利戦(ダ1800メートル)で、スタート直後に故障を発症して競走中止となった馬が、走路上に残ったままレースが行われるアクシデントが起こった。

 スタートしてすぐの1周目ホームストレッチ。(4)ヤマニンラマージュが左中手骨開放骨折(予後不良、騎手は異状なし)を発症して、原田和騎手が落馬。馬はゴールまでおよそ90メートル地点の内ラチ沿いに横たわってしまった。

 係員が駆けつけて馬をコース外へ移動しようと試みたもののかなわず、1分後にはレースを続けた残りの馬たちが4コーナーを回ってきた。このため、急きょ、周囲に赤いロープを張って対応し、スタッフがジェスチャーで各馬を走路の外寄りへ誘導。競走中のジョッキーも、先行して事態に気づいた騎手がすみやかに後続に注意をうながして、事なきを得た。

 1着馬バンズームに騎乗した田辺裕信騎手は「内を回ろうと思っていたが、他のジョッキーが早い段階で声をかけていたので。僕の馬は外を回っていたし、影響はなかった」と話した。

 なお、JRAは十分な走路を確保でき、各馬(競走中止した馬以外の14頭)が無事レースを完走できたとして、競走不成立とはしなかった。

★2日中山1Rの結果はこちら