12歳馬トリック引退、野中調教師「潮時」

2014.2.8 05:00

 現役最高齢の平地オープン馬トウカイトリック(栗・野中、牡12、父エルコンドルパサー)の引退が7日、発表された。8日付で登録を抹消。今後は京都競馬場で乗馬となり、誘導馬を目指す。

 前走の万葉S4着後、ダイヤモンドSを視野に調整していたが、「先週、速い調教をやった後、いつもより重い筋肉痛の症状が出たので、このあたりが潮時と思い、オーナーと相談して引退を決めました」と野中調教師は経緯を説明した。

 2004年8月に栗東・松元省一厩舎からデビュー。3冠馬ディープインパクトと同世代で、07年ダイヤモンドSで重賞初制覇。08年に松元調教師の引退に伴い、野中厩舎に転厩。10年には豪州遠征も行い、10年阪神大賞典、12年ステイヤーズSを制した。

 天皇賞・春と阪神大賞典で記録した同一重賞出走8回は史上最多。ステイヤーズSで記録した10歳9カ月6日でのVは、JRA平地競走の最高齢記録。通算63戦9勝(うち海外2戦0勝)。総獲得賞金5億5038万8000円。重賞3勝。

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