黒竹賞はリーゼントロックが快勝。オーナーは横浜DeNAベイスターズの三浦大輔投手(左から2人目、左端は中谷雄太騎手)【拡大】
11日の中山9R黒竹賞(3歳500万下、ダート1800メートル)は、中谷雄太騎手騎乗の5番人気リーゼントロック(牡、栗東・矢作芳人厩舎)が競り合って差し返す根性を見せて快勝。オープン入りを決めた。タイムは1分53秒8(重)。
サムソンズシエルが先手を取り、スマートダイバーが2番手。ユニバーサルビーチ、ストロングサウザーなどが続き、リーゼントロックも手応え良く3番手の外につける。淡々とした流れになるが、4コーナー手前で後方にいたビタミンエースが大外からスーッと進出。一気に先頭に並びかける勢いで押し上げ、直線に向かう。逃げたサムソンズシエルは苦しくなり、好位から抜け出したリーゼントロックを目がけてビタミンエースが並びかけ、いったんは前に出た。しかし、鞍上のアクションに応えたリーゼントロックが差し返す粘りを見せ、最終的には1/2馬身先着。プロ野球横浜DeNAベイスターズの三浦大輔投手は、リーゼントブルースに続く2頭目の所有馬で初めてのオープン入りとなった。2着には出遅れを克服して大外からグイグイと伸びてきた12番人気ファンシーミューズ。さらにクビ差の3着が6番人気のビタミンエースだった。
リーゼントロックは、父ダイワメジャー、母レディインディ、母の父A.P.Indyという血統。通算成績は3戦2勝となった。
中谷騎手は「意のままにどこからでも動けるタイプ。最後も並ばれてからもう一回頑張ってくれたし、完勝でしたね。上に行っても十分やれる馬です」と初騎乗でのVに笑みを浮かべていた。
★リアルタイム情報アプリ『umaima』1月11日~13日 完全無料!
記者やTMが現場でつかんだ“ここだけ情報”を次々と配信中!