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2014.1.9 14:48

【リレーコラム】関西競馬エイト

 1月7日、毎年恒例となっているJRA賞(2013年度)の発表がありました。個人的に注目していたのは、どの馬が年度代表馬に選ばれるのかという点。まあ、実績から考えてロードカナロアとオルフェーヴルの2択なのは間違いないですが、結果はロードカナロアが209票(280票中)を獲得し、69票だったオルフェーヴルに大差をつけての受賞となりました。予想王TV内で行われた予想王アワード(ユーザー投票)の年度代表馬部門では、ロードが支持率44.4%に対してオルフェは42.6%と大接戦だっただけに、これだけ差がついたのは意外でしたね。

 見事に短距離馬として初めての年度代表馬に輝いたロードカナロアですが、あらためてその戦績をみると、すごいのひと言。19戦して13勝、2着5回、3着1回。すべて馬券圏内に入るパーフェクトな成績。デビュー戦からこの馬の複勝を買い続けたら、いったい、いくらもうかったんや?!(笑)

 香港スプリントの連覇はもちろんですが、個人的に印象に残っているのは、軽く仕掛けられただけで6馬身ちぎった新馬戦と、距離延長を問題にしなかった今年の安田記念です。とくに後者は、決して適性距離とはいえないマイルの舞台でも、その底力をいかんなく発揮してライバルたちをねじ伏せたその走りに衝撃を受けました。馬体を見ても筋骨隆々で若々しく、まだまだ活躍できそうなので、昨年限りでの現役引退は少しもったいない気もしますが、その並外れたスプリント能力を子供たちに受け継いでいってもらいたいものです。

 13日には京都競馬場でロードカナロアの引退式が行われます。岩田康誠騎手がまたがり、直線でキャンターをする予定だとか。日本が世界に誇る希代の名スプリンターの最後の雄姿を、みんなで見届けましょう。

坂本和也(さかもと・かずや) 関西エイト時計班 

前走

中穴

単複

プロフィル

関西競馬エイト所属、時計班。阪神タイガースとガンバ大阪をこよなく愛する、生粋の関西人。エイト編集部、ギャロップ現場記者を経て2011年6月よりエイトTMに。

予想スタイル

基本は中穴狙いで、馬券は単複が中心。いかに馬券で儲けるかを最大のテーマとし、人気の盲点になりがちな馬を見つけることに重点を置く。