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帝王賞レース予想

【柴田章利 帝王賞予想】水曜大井11R

 かしわ記念のレース後記で、「3強時代」と書いた。ゴールドドリームとルヴァンスレーヴ、そしてインティだ。帝王賞での対決を楽しみにしていたら、ゴールドとルヴァンスが回避。1強になってしまった。それでは(11)インティに逆らいようがない。

 かしわ記念の後、「1歩目が速くない。枠順が(ゴールドと)逆だったら」と話していた野中調教師。スムーズに先行するには外めの枠が欲しかったが、今回はそれがかなった。リズムを崩さなければ圧勝もある。2着もほぼオメガパフュームで決まりだろう。インティマークでJRA勢が早めに動けば、地方馬の3着食い込みも。

 3連単(11)→(5)→(1)(2)(4)(7)(8)。(中央競馬本紙予想担当)


【サンスポ本紙・大貫の帝王賞】チュウワウィザードがダート王襲名

 《本紙の狙い=26日大井11R》チュウワウィザードのGI初Vに期待する。デビューから【7・2・2・0】の好素材。キャリアを積むごとにレースぶりが安定し、コースや位置取りに関係なく力を発揮できるようになった。器用に立ち回った2走前からも最内枠はOKで、抜群の瞬発力を発揮した前走にデキの良さもうかがえる。3連勝での戴冠が濃厚だ。

 7連勝でフェブラリーSを制したインティが強敵。前走はオールブラッシュが向こう正面でまくり、早めに動かざるを得なかった。2着に踏ん張ったのはむしろ実力の証明で、初めての大井コースさえ克服できれば勝機も十分。オメガパフュームの前走は、別定59キロを背負って小差の競馬。定量戦で、実績のある大井2000メートルなら好勝負になる。

【菊池のフルスイング】帝王賞

 【帝王賞】2日連続重賞の締めくくりは、令和最初の“帝王”を決める一戦。頂上決戦にふさわしいメンバーがそろったが、その中からインティに◎を打った。

 7連勝でフェブラリーSを制し、一気にGI馬まで駆け上がってきた実力馬。続く前走のかしわ記念は出遅れが響き、連勝がストップしたが、厳しい流れを挽回して2着に粘った内容は能力の高さを示すものだった。

 初の2000メートルだが、同レースで5勝を挙げている武豊騎手ならペース配分は分かっており、1800メートルで圧勝劇を演じたレースぶりからも問題はないだろう。自分の形で先行すればかなりしぶとく、今回はすんなり行けそうな外枠もプラス。流れに乗ったレースができれば結果はついてくる。馬連単は(11)(5)、(11)(1)を厚めに(11)(9)、(11)(8)、(11)(3)、(11)(2)。3連単(11)→(5)(1)→(5)(1)(9)(8)(3)(2)で勝負だ。

【帝王賞】垣見のギャンブル三昧

【26日・大井11R◎の理由】

 この時期になって漫画『キングダム』を1巻から読み始めた。中国の歴史はあまり詳しくないが、これがなかなか面白い。いや面白いのはいいのだが、明け方近くまで読んでしまい少々寝不足気味。予想だけはシャキッとしていきたい。

 26日の大井メイン11Rは上半期のダート総決算『帝王賞』。24日の当コラムで帝王賞は、絶好調の鞍上(ダミアン・レーン騎手)のオメガパフュームで決まりか、と書いた。休日を使って予想をしたが、結論は変わらなかった。同馬は3歳時に『東京大賞典』で並み居る強敵を相手に快勝。その後のフェブラリーSでは10着に敗れたが、間隔をあけた前走で3着。初めて59キロを背負った中で0秒2差なら評価を落とす必要はない。

 管理する安田翔伍調教師は「前走は59キロでもしっかり脚を使ってくれたし、いいコンディションでレースができていた。1回使っての上積みもある」と強気。強敵に先行勢が多い今回は展開も向きそうだ。目が覚めるような末脚で差し切ってもらい、記者の目も覚ましてほしい。ここは単勝1点で勝負だ!!

 垣見 耕平(かきみ・こうへい) 1988年生まれ、東京都出身の牡牛座。某ファストフード店で店長代理を務めた後、サンケイスポーツレース部へ転職。予想は1番人気の死角、欠点を探し、妙味ある馬を発掘する。買い方は単・複を厚めに勝負。休日はもちろんギャンブル。酒はビール、たばこはハイライトが好き。