開設63周年記念競輪 鳳凰賞典レース(たちかわ競輪) - 予想王TV@SANSPO.COM

開設63周年記念競輪 鳳凰賞典レース(たちかわ競輪)

開催展望

概定番組表  立川競輪開設63周年記念『鳳凰賞典レース』は、グランプリレーサーが3人参戦と豪華な顔ぶれ。その中でも『KEIRINグランプリ2014(GP)』でも連係する深谷知広-浅井康太の中部SSコンビが強力だ。

 深谷にとって立川は相性抜群の“ドル箱”バンク。2010年にヤンググランプリで頂点に立つと、『鳳凰賞典レース』では2011年(59周年)に続き2012年(60周年)にも優勝を飾り連覇を達成。2013年3月の日本選手権では土付かずで決勝進出を果たし、決勝2着と好成績を収めている。9月の前橋オールスターの落車による大けが(左鎖骨骨折、肋骨骨折、肺挫傷)で長期の戦線離脱を余儀なくされたが、先のGPから復帰。久々の実戦となったGPは8着に終わったが、一走したことで感覚を取り戻したはず。持ち前のパワーで別線を圧倒し、Vをもぎ取る。

 浅井は2014年、GI優勝こそなかったものの、賞金ランク第4位でGP出場を果たしており安定感は抜群。位置取り巧みでまくりも強烈だが、深谷の番手を回ることになれば“鬼に金棒”だ。GPでは深谷と共倒れの5着に終わったが、その反省を生かして2010年(58周年)以来となる2回目の立川記念Vを目指す。

 地元勢も好気合。後閑信一は初戦落車に終わった前回大会の雪辱に燃えている。調子も徐々に上向いており、気迫のこもった走りで地元Vを決めるか。前回大会で決勝3着に入った佐久間仙行は、毎年立川記念では好走が目立っている。関東地区は勢いのある自力選手がそろっただけに、4大会連続でのファイナル進出も十分だ。

 村上にとって立川バンクは、2013年に日本選手権で優勝を飾った思い出深い場所。最近はラインの先頭で走る機会も減ってきたが、まだまだ機動力は健在だ。前走のGPでは平原に出切られるも、前々へ攻める気合の入った走りで3着に入った。決勝で脇本雄太とタッグを組むことになればVチャンスは広がる。ファンを魅了する熱い走りで、頂点に立つか。

 GI戦線でも活躍しているベテラン選手に加え、成長著しい若手選手も多く参戦する今回の『鳳凰賞典レース』。直線の長い立川バンクならではの、最後の最後まで目が離せない白熱したレースが期待できそうだ。

立川『鳳凰賞典レース』は村上義弘が追い込んでV!

 村上が僅差で優勝-。

 開設63周年記念の立川競輪『鳳凰賞典レース』(GIII)の決勝戦は最終日の7日、第11Rで先頭固定・2025メートルとして争われ、浅井康太のまくりに切り替えた村上義弘(40)=京都=がゴール寸前で追い込んで優勝。昨年12月の岸和田記念に次ぐ通算29度目のGIII制覇を遂げた。同選手の次回出走予定は、19~21日の川崎(FI)。

◆村上義弘選手「浅井君のスピードが良かったので対応できなかった。何とか結果は出せたけど、体が動いている感じはしない。暮れからの疲れもあるので、今は心身ともに休ませたい。練習は続けていきますけどね」




7日立川11R 浅井、一気のまくりで突き抜ける

 脇本の後位を飯嶋と取り合った準決勝(第11R)は競り負ける形になった浅井だが、冷静さを失わずまくりに転じて2着を確保。体はうまく反応しているようだ。ここは田中-坂本の福岡両者が援護に回ってラインは3車。さすがに脇本-村上ラインにすんなり駆けられては旗色は悪いが、後閑が前々から攻め込んでもつれれば浅井の出番。一気のまくりで突き抜けてこよう。

 村上との車連単〔1〕=〔2〕を本線に、〔1〕〔3〕、〔1〕〔7〕。近畿ペースなら村上から〔2〕〔9〕、〔2〕〔3〕、〔2〕〔8〕も。

◆浅井「予想できた展開なので焦ることはなかった。ラインできるし自力勝負」
◆村上「うまく出切れたけど抜かれたのは自分の力不足。脇本君にマークする」
◆後閑「山田君のおかげ。何とか残したかったけどね…。前々から自力基本で」
◆坂本「準決が一番楽な展開で余裕もあった。いつも頑張ってくれる田中君へ」
◆斎藤「あれしかなかったです。気持ちが伝わりましたね。後閑さんの後ろへ」
◆野木「最後は外から3人ぐらいに行かれちゃうんじゃないかと…。斎藤君へ」
◆田中「浅井君が何とかしてくれると思った。再度、浅井君にマークしていく」
◆渓「前の2人が強いので待ってスピードをもらった感じ。近畿の後ろにいく」
◆脇本「被るとまずいので早く山賀さんの横を通過したかった。いつも通りに」



7日立川10R 中川、パワーは一枚上

 準決勝は巻き返せず6着に終わった中川だが、ここでのパワーは一枚上。一気のまくりで別線の反撃を断ち切ろう。2着も荒井で車連単〔9〕〔1〕。

◆荒井「中川君マークで」
◆小倉「九州勢に付ける」
◆吉田「伊藤君を目標に」
◆伊藤「先行で勝負する」
◆岡部「佐藤君に任せる」
◆伊勢崎「先手ラインへ」
◆佐藤「いつも通り自力」
◆大西「位置は決めずに」
◆中川「自力で勝負する」



7日立川9R まくり鋭い安部に期待

 まくり鋭い安部に期待する。主導権を取るのは才迫だろうが、中団さえ確保できれば首位は有力だ。車連単〔3〕〔7〕を本線に、〔3〕〔1〕、〔3〕〔2〕が押さえ。

◆林「栗田君目標で戦う」
◆石丸「才迫君を目標に」
◆安部「流れ見て自力で」
◆才迫「いつも通り自力」
◆小川「単騎でやりたい」
◆栗田「普段のレースを」
◆佐藤「安部君マークで」
◆青井「石丸さんの後ろ」
◆山田「南関の3番手で」



7日立川11R イチ押し選手~脇本雄太

 脇本雄太(25)=福井・94期=が連日、果敢に攻めている。初日第11R特選では打鐘から主導権を奪って逃げ切り勝ち。2日目第12Rの『初夢賞』では村上義弘を1着へと導くも自身は9着に大敗したが、3日目第11R準決勝では最終HSから巻き返してそのまま押し切ってみせた。

 「真ん中の山賀(雅仁)さんを越えるまでが勝負かなと思っていました。前の動きも見えていたので」と冷静なレース運びで手応えをつかんだ脇本は、納得の表情でレースを振り返った。

 今回はギア規制が導入されてから初めての記念開催とあって手探り状態の選手が多い中、以前から3・92のギアを使っていた脇本には余裕があるように感じられる。昨年12月の広島記念の決勝(2着)から同じ3・92でも大ギアと小ギアの組み合わせを変えたことで踏み出しが軽くなり、ダッシュ力にも磨きがかかっている。

 最終日第11R決勝は、近畿の総大将・村上義弘の前で戦う。レース巧者の浅井康太と地元で気合の入る後閑信一が相手の3分戦となるが「いつも通り頑張ります」と力強く言い切った脇本が迷わず仕掛け、ラインでの上位独占を狙う。



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