グランダムジャパン・2歳シーズンの第6戦『第18回ローレル賞』(1600m)が27日、川崎競馬場で行われる(写真は昨年の勝ち馬ゴールドパテック)。
主役はシーズン2戦目のエーデルワイス賞(門別1200m)で中央勢を撃破したアークヴィグラス=川崎・平田正=だ。牝馬重賞を連勝後に挑んだそのエーデルワイス賞は大外枠ながら好位から力強く抜け出し、8番手から猛追したJRAのデンバーテソーロをクビ差しのいで勝利。重賞3連勝で交流GIIIを快勝した。デビューから1200m以下を使われており、初のマイルと左回りが鍵になるが、中央勢を撃破した能力なら初物ずくめでも連勝の期待は大きい。
デビュー3連勝中のホウショウレイル=浦和・小久保智=も重賞級の力を秘める。圧倒的なスピードが最大の強みで、3戦全て後続を2秒以上も引き離し、最後は手綱を緩めるほど余力十分のレースぶり。初の重賞挑戦でも通用するスピードから、初コース、ナイターに戸惑わなければ好勝負は可能だ。
スティールティアラ=ホッカイドウ・角川秀=は、門別の重賞で上位争いを演じ、マイル戦のフローラルカップでは勝ち馬と0秒1差の2着。牡馬相手の前走でも2着と素質は上位で、初の左回りを苦にしなければ勝機はある。