グランダムジャパン・古馬シーズンの第７戦「第４４回ビューチフルドリーマーカップ」（１９００メートル）が２６日、水沢競馬場で行われる。（写真は昨年の勝ち馬ジュエルクイーン）

　遠征組が強力だが、主役は３連覇を狙うジュエルクイーン（牝６）＝ホッカイドウ・田中正＝だ。前走のグランダムジャパン・古馬シーズン第３戦のノースクイーンＣ（門別１８００メートル）は、２番手から直線で抜け出して４馬身差で快勝。２走前に先着を許したディナスティーア、アップトゥユーを破って連覇を果たし、女王健在をアピールした。当レースは２０１５年から参戦して（２）（１）（１）着。好相性の舞台ならＶ３の期待は大きい。

　大井から参戦するステップオブダンス（牝４）＝藤田輝＝は、昨年の南関牝馬クラシックで上位争いを演じ、最終戦の関東オークス（川崎２１００メートル）ではＪＲＡ勢相手に地方最先着の３着。復帰戦の兵庫サマークイーン賞（園田１７００メートル）は１０キロ増で反応がひと息だったが、２着と崩れなかった。叩き２戦目で上積みが見込め、２００メートルの距離延長もプラス。ここは能力の高さを示したい。

　アリッサム（牝５）＝水沢・佐々木由＝は、岩手に再転入後（９）（３）（１）（３）着。牝馬限定戦だった２走前の準重賞・フェアリーカップ（１８００メートル）は積極策で押し切る強い勝ちっぷり。前走は牡馬が相手だったが、牝馬同士なら上位争いは可能だ。