地方競馬スーパースプリントシリーズのトライアル最終戦「第４回グランシャリオ門別スプリント」（１０００メートル）が５日、門別競馬場で行われる。（写真は昨年の勝ち馬タイセイバンデット）

　主役候補はサトノプリンシパル（セン８）＝ホッカイドウ・田中淳＝だ。ＪＲＡ在籍時は重賞で上位争いを演じ、３歳時には東京大賞典（ＧＩ、大井２０００メートル）で４着の実績がある。昨年夏に転入後は短距離で結果を出し、今年は３戦２勝。前走の北海道スプリントカップ（交流ＧＩＩＩ、門別１２００メートル）は、後続に厳しくマークされて自分の競馬ができずに１１着に終わった。今回は地元同士の一戦で、巻き返してくるはずだ。

　前走の北海道スプリントカップで、地元勢として最先着の５着に食い込んだカツゲキライデン（牡７）＝ホッカイドウ・広森久＝も侮れない。強力なＪＲＡ勢を相手に勝ち馬と１秒差なら上々の内容。サトノプリンシパルには２走前に逃げ切りを許したが、流れ次第で逆転は可能だろう。

　昨年の覇者タイセイバンデット（牡７）＝ホッカイドウ・田中淳＝は長期休養明けだが、当地では【７・１・０・０】と連対率は１００％。昨夏の習志野きらっとスプリント（船橋１０００メートル）では、後に交流ＧＩＩＩを制したブルドッグボスに先着。地力は確かなだけに復帰戦でもマークは必要だ。