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2022.3.8 17:06

【宮島・ルーキーシリーズ】オーバーエージ・馬場剛がイン速攻で今年初V

今年初優勝を決めた馬場剛

今年初優勝を決めた馬場剛【拡大】

 宮島ボートのルーキーシリーズ第4戦「第7回スカパー!・JLC杯」は8日、第12Rで優勝戦が行われ、絶好枠の馬場剛(29)=東京=がイン速攻で今年初優勝。宮島初、通算では2020年4月からつ以来となる4回目の優勝を飾った。2着は畑田、3着には地元の宗行が入った。

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 波乱の可能性をみじんも感じさせず、今節の主役が最後までその座を全うした。進入は枠なり3対3のオーソドックスな隊形。ライバルが逆転を狙って強気に仕掛けてきたが、インからコンマ07と文句なしのSを放った馬場が1マークの主導権を奪取。畑田と宗行の激しい2着争いを尻目に、力強い逃走劇で仕上げの一戦を締めくくった。

 「3(号艇・宗行)が結構見えたので、張りすぎたかな。でも、足がしっかりしていたので。スタートで行けば大丈夫かなと思っていました」

 前回Vの56号機を手にした前検日から、美酒へのイメージはふくらんでいたのかもしれない。「ほぼノーハンマーです。おろしたときから気配がよくて、そのまま来ちゃいました」の言葉が物語るように、節間を通して忙しいそぶりはなし。「自分との戦い」に終始して、オーバーエージの貫禄を見せつけた。約2年ぶりのVを飾った今節で、今期勝率は7点の壁を突破。自己最高ペースと、流れは最高潮だ。

 「最近はエンジンの引きもいい。それに助けられてます」と幸運を強調するが、チャンスを結果につなげられているのは成長の証し。「腕を磨いて、上(のレべル)に行けるようにしたい」。7月には30歳を迎え、脂が乗ってくる時期。この勢いなら、グレード戦線での飛躍も大いに期待できそうだ。(小橋川寛)

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