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2022.2.27 20:55

【レディースオールスター】ファン投票1位に応えた!守屋美穂が大会初V

大会初制覇を果たした守屋美穂

大会初制覇を果たした守屋美穂【拡大】

 最高のスマイルで大会を締めくくった。強烈な風が吹き、安定板装着、2周戦で行われた優勝戦。4号艇で臨んだ守屋はコンマ11のトップスタートから強気に握り、豪快なカドまくりで決着をつけた。

 「(仕上がりは)安定板がついたほうが良かった。準優は初動のかかりがこなかったけど、(優勝戦は)板がついてよかった」

 15号機を強力な出足型に仕上げたファイナルは「内が少し遅れたら行こうと思っていた」というスリット攻勢に加えて旋回力を発揮。そして、強い気持ちで攻めの姿勢を貫いて大会初Vの栄冠をつかんだ。

 2万1176票を集めてファン投票1位で迎えた今シリーズ。絶好枠で臨んだ初日ドリームは2着に敗れて「すごく悔しかったし、ふがいないと思っている」。その雪辱を期したファイナルは、思い切りのいい攻めが奏功した。

 「100点です」とうなずく納得のレース内容。ファンの期待に応えられたことでホッとしたのか、ピットに引き揚げてくると「すごくうれしい」と自然と涙が頬を伝った。

 2018年11月の芦屋レディースチャレンジカップ、19年7月の芦屋モーターボート大賞に続く3度目のGII制覇。その一方、これまでGIでは7度の優出を果たしながらも、Vには手が届いていない。「まだまだ実力はない。地力をつけられるように、もっとターン力を磨いていきたい」とたゆまぬ努力を誓う。

 今回の優勝で女子賞金ランクは1位に、男子を含めた賞金ランクでも10位に浮上した。次走の尼崎オールレディースを挟み、3月16日に開幕するSG大村クラシックに参戦。各地区選手権の結果、繰り上がって滑り込んだ大舞台での活躍に期待がかかる。

 「お客さんの応援が私の力になっている。これからも見ていてください!」

 ファンの支持で出場した大会を制した守屋が、声援を励みにさらなる高みを目指す。(海老澤義勝)

■守屋美穂(もりや・みほ) 1989(平成元)年1月20日生まれ、33歳。岡山県出身。県立倉敷商高時代に重量挙げで全国大会優勝。第101期生として2007年11月に尼崎でデビュー。同期には片岡雅裕、後藤翔之、篠崎仁志らがいる。兄の大地(35)もボートレーサー。GIIは19年7月の芦屋モーターボート大賞以来3度目の優勝で、通算24V。154cm、46キロ。血液型B。

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