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2021.11.24 05:00

【チャレンジC】初日に10万舟券演出の佐藤翼、波に乗ってGP出場へ突き進む

佐藤翼

佐藤翼【拡大】

 住之江グランプリ出場をかけた最終バトル、第24回チャレンジカップは多摩川ボートで24日に2日目が行われる。初日に、グランプリ初出場へ幸先のいい滑り出しを見せたのが佐藤。2Rで大外から展開を捉えて1着。コースの不利をものともせず、3連単10万円超の高配当を演出して白星発進を決めた。

 相棒の55号機は、先月の67周年(GI)で村田修次が予選突破を果たすなど、上々の動きを披露。「思っていたより悪くない状態だった。ただ、体感とは合っていない。レース後は全体的な上積みと、体感と回転域を合わせる目的で試運転をした」と、入念な調整を施して機力を整えた。

 デビュー13年目は充実の1年となっている。5月のSG若松オールスターで準V。4節前の児島69周年では、昨年10月に結婚した妻・土屋南のホームプールで待望のGI初制覇を飾った。「ここ(SG)を走る人は、皆が通る道。やれることをやるだけ」。しんしな姿勢でレースに取り組み、好成績に結びつけた。

 5月には、第1子となる男児が誕生した。「単純に子供はかわいいし、(家族の存在は)大きいですよ。全部良くなった。見えない力は湧いている」。守るべき家族の存在がモチベーションとなり、心身ともに充実期を迎えている。

 前検時点の賞金ランクは17位で、GP出場へのボーダーライン上。「歯がゆいところ。考えても仕方がないので一走一走、自分のレースをしていくだけ」。年末の大舞台を見据え、2日目の3、8Rでも冷静なレース運びで着実にポイントを稼ぐ。(海老澤義勝)

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