平和島『東京ダービー』を制した角谷健吾【拡大】
ボートレース平和島の『第59回サンケイスポーツ杯争奪・第50回東京ダービー』(優勝賞金150万円)は8日、第12Rで優勝戦が行われ、角谷健吾(48)=東京=が3コースからまくり差して快勝。当地7度目&通算71度目の優勝を飾った。2着は一瀬明、3着は永井彪也が入った。
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断然人気を集めたイン一瀬がコンマ11のトップスタートを決めたが、角谷が鮮やかなまくり差しで突き抜けた。
「思い描いたレースができた。変わらず出足が良かったし、いいレースができた」
準優1着後に「最近縮こまった走りが多いので思い切ったレースをしたい」と話していたが、有言実行で新春Vを飾った。
東京ダービーは初制覇。「東京のいいメンバーの中で自分が勝てるとは思わなかった」と表情が緩んだ。
2021年、最高の滑り出し。しかし、「若い子はいいターンをするし、それを見習っていきたいです」とベテランは気持ちを引き締めていた。 (渡辺寿輔)