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2020.11.21 05:00

【チャレンジC】チャレンジカップとは&蒲郡の水面特徴

 12月のグランプリ(GP)に向けての最後の勝負駆けとして1998年に創設されたのがチャレンジカップ。GPトライアル出場枠の獲得賞金18位以内を目指して、毎年のように大激戦が繰り広げられており、注目度の高いSG競走だ。

 優先出場権はなく、選考期間内(当該年の1月1日~10月31日)の獲得賞金上位34人が出場する。優勝賞金は3300万円。昨年の第22回(桐生)は、1号艇の石野貴之がイン速攻で2016年の大村以来、2度目の大会制覇。余勢を駆った翌月の住之江ではグランプリ初Vも成し遂げた。

 レディースチャレンジカップは、クイーンズクライマックスの出場権を懸けたラストバトルとして14年に創設されたGII競走だ。

 チャレンジカップと同様に、選考期間内(当該年の1月1日~10月31日)の女子の獲得賞金上位20人が出場。ただし、チャレンジカップに選出された女子選手は同競走に出場する。優勝賞金は450万円。昨年の第6回は遠藤エミが3コースからまくり、大会3度目の優勝を飾った。

 大会初の開催となる蒲郡は、海水と淡水が混ざった汽水の競走水面。プール型のため、干満の差はない。インの強さが目立つレース場でもある。過去1年間(19年11月1日~20年10月31日)の1コースの1着率は57.8%。全国平均(55.8%)を上回っている。

 その要因として挙げられるのが、1マークのバック側の奥行きだ。1マークからスタンド側までの41.3メートルに対して、1マークから対岸側は156.7メートルと大きく幅が取られており、コースを問わず思い切って旋回しやすい。このため、最短距離で回れるインが勝つ確率が高いと考えられる。

 注意したいのはピット離れだ。本番ピットから2マークまでは126メートルあり、機力が劣勢な選手は外に出される可能性がある。スタート展示から各選手の動きには要注目だ。(佐野友記)

■あすは蒲郡の水面巧者

        ◇

◎蒲郡・全国進入コース別入着状況
【蒲郡】
   1コース 2コース 3コース 4コース 5コース 6コース
1着 57.8 12.7 11.9 10.7  5.3  1.6
2着 16.3 23.9 21.2 20.6 13.3  4.8
3着  9.3 18.1 18.3 22.0 19.6 13.0
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【全国】
   1コース 2コース 3コース 4コース 5コース 6コース
1着 55.8 14.5 12.1 10.5  5.5  1.8
2着 17.3 25.7 21.1 17.7 12.3  6.1
3着  8.3 18.4 20.5 20.6 18.5 14.0
※2019年11月~20年10月