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2020.10.16 05:00

【水上の女神~レーサーの素顔(213)】富樫麗加

富樫麗加

富樫麗加【拡大】

 2017年5月に下関で行われた男女W優勝戦でデビュー初優出、初Vを飾った富樫。同年8月の平和島では級別審査期間中3本目となるフライングをして、180日間の休みやB2級への降格を経験したが、その後は着実に経験を積んで地力は上昇。今月末で締め切りとなる来年1月からの適用勝率は、自身初の6点オーバーが濃厚だ。

 それでも「勝率はあまり気にしていないし、調子がいいとは思っていません」と本人の評価は高くない。

 「優出もそんなにできていないし、準優に乗れても外枠。調子の波も激しくて全然安定していない」

 今年の優出は今月上旬の三国ヴィーナスシリーズ(2着)での1度だけ。勝率は上がっても、安定感に欠けるレース内容に納得していない。

 「課題ばかりで、特にペラ調整。レース場に合わせての調整ができていない。今は村田(修次)さんが時間があるときに教えてくれるので、焦らずにしっかり勉強したいです」

 手にしたエンジンのパワーを引き出し、なおかつ操縦性も向上させるためのペラ調整ができるかどうか。今年の津マスターズチャンピオンを制した、同じ東京支部のペラ巧者の後押しを受け、感性を磨いている。

 「新型コロナの影響で今は家に引きこもっていますが、落ち着いたら旅行したいです。お金をためて旅行するために走っているような感じです(笑)」

 息抜きできるプライベートを充実させるためにも、さまざまな技術を磨いてレベルアップを目指す。(立山友基)

=次回は11月6日に掲載

■富樫麗加(とがし・れいか) 1989(平成元)年11月8日生まれ、30歳。東京都出身。白百合女子大卒。2013年3月に第112期生として選手登録。特技は計算。趣味はショッピング。好きな食べ物は栗、アイスクリーム、焼き肉、果物。次走は30日開幕の多摩川GIIIオールレディースに出場予定。162センチ、52キロ。血液型B。