ボート:ニュースボート

2020.10.8 14:49

今村豊、現役引退~弟子の白井英治が惜別のコメント

 徳山4日目に(引退を)言われた。前振りもなかった。衝撃的過ぎて、“聞いてないことにします”と言いました。(11月から適用される)体重制限52キロが(引退の)きっかけになった気がする。今村さんは食べての51キロだったので。『全く悔いがない』と言っていた。

 (9月下旬に開催された)徳山ダイヤモンドCでは、(今村さんのために)勝ちたくて、気持ちを前面に出して準優、優勝戦も走ったけど、受け止められなかった。ラストランの後、今村さんのエンジン釣りをしていたけど、公にできないので涙を我慢するのに必死でつらかった。あれはつらかった。

 最後は、足併せをしてもらった。赤ランプがついている中で2周させてもらって、今村さんも自分も涙を流しながら。その光景が目に焼き付いている。山口支部5人くらいかな?にも、“行くぞ、行くぞ”と声をかけて、足併せをしていた。みんな泣いていた。

 (引退後は)本当にゆっくりされるのもいいことだろうし。僕とは300メートルくらいしか家が離れていないので、家に行ったり、一緒にゴルフをしたり、僕が今村ファンの代表として(彼を)見守っていきたい。

 今村さんが唯一、成しえなかった賞金王をどうにか取りたい。今年はその気持ちが強い。それが最大の恩返しと思ってやっていきたい。今節(平和島)とダービー(10月20日開幕、大村ボート)しかないので、それまで全力で走っていきます。

 僕には3つの幸運があると思っていて、そのひとつが今村さんの弟子になれたことです。感謝しかない。(今村選手は)まだまだ記念で戦える力はあるんですけどね。

 徳山が終わった次の日にゴルフに行った。今村さんが“悔いがない”と言ったことが、全てを表している。一つの時代が終わったのかな。

 僕が次の時代を? 皆さん、応援してくださいよ(笑)

     ◇

(現在出走中のボートレース平和島で取材に対応)