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2020.7.26 21:00

【オーシャンC】峰竜太が差して快勝!3度目SG制覇

オーシャンカップを制し、表彰式で優勝カップを手にアロハポーズをする峰竜太

オーシャンカップを制し、表彰式で優勝カップを手にアロハポーズをする峰竜太【拡大】

 一番強い男が恩返しV! 鳴門ボートの「SG第25回オーシャンカップ」は26日、第12Rで優勝戦が行われ、峰竜太(35)=佐賀=が4コースから差し快勝。一昨年12月の住之江グランプリ以来、3回目のSG制覇(オーシャンカップは2回目)を飾った。V賞金3300万円を獲得して、賞金ランク1位へ躍り出た。3カドから差した茅原が2着。大会連覇を狙った瓜生はインから3着に終わった。

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 大きな挫折を経験した鳴門で“恩返しV”を果たした。2着に入った初日ドリーム戦からシリーズを盛り上げた峰が、優勝戦は狙いすました差しハンドル一閃。いま、ボートレース界で最も強い男が、最高のパフォーマンスで3度目のSG戴冠を果たした。

 「あの経験は人生の財産だと思うし、僕を強くしてくれました」

 2016年の当地オーシャンカップは予選をトップで通過したが、準優で痛恨のフライング。その悔しさを糧にして、翌年のまるがめ大会でSG初制覇。18年には住之江グランプリも制し、人気だけでなく名実ともにトップに立ったのだ。今大会のキャッチフレーズは『夏は波に乗ったもん勝ち』。サーフィンが趣味の峰は「僕のためのフレーズですね。ビッグウエーブに乗れたと思います」としてやったりの表情だ。

 優勝戦は3号艇の茅原が3カドを選択。「想定はしていなかったけど、理想は差しだったので(展開は)狙い通り。それでも届く出足をつけようと思って調整して、ナンバーワンクラスの足になっていた」と二番差しから抜け出しての快勝劇に笑顔がはじけた。

 これまで2回のSG制覇はともに逃げでのものだったが、今回は4号艇での優勝とあって、「うれしさ100%です」と喜びもひとしおだ。前節の三国ボートレース甲子園も3号艇で制しており「1号艇じゃなくても強い気持ちで臨めば勝てることが分かりました」とさらに自信を深めた。

 この優勝で獲得賞金は1億円を突破して堂々のトップに立った。自己最多となる年間優勝11回も決めて、まさにリズムは最高潮だ。

 「いけるときに誰も狙えないような記録を作りたい。なんなら(優勝)20回くらいしたいですね」

 達成すれば1976年の野中和夫(引退)の16回をはるかに超える記録だが、今の峰ならあっさりと決めても不思議はない。

 「ボート界の華になりたいし、もっとカリスマ性を上げていきたい。ナンバーワンに向かって少しずつ近づいていきたいです」

 “唯一無二のボートレーサー”へ、これからも全力でレースを楽しみながらファンの期待に応えていく。