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2020.6.19 11:00

【グラチャン】グラチャンとは&宮島の水面特徴

 SGで好成績を残した選手だけが出場できる大会で“SGの中のSG”と呼ばれているのがグランドチャンピオン。今年は5年ぶり4度目の開催となる宮島が舞台だ。

 選考期間内(前年の4月1日~当該年の3月31日)のSG優勝戦完走者、SG予選得点上位者と、優先出場権を持つ前年度覇者、前年のグランプリ優出者、直前のSG(オールスター)の優勝者を合わせた52人によって争われる。

 昨年の多摩川大会は愛知支部のスタート巧者である柳沢一が予選をトップで通過。準優勝戦、優勝戦はともに本領の速攻逃げで外の攻撃を完封し、念願のSG初制覇を飾った。

 今年の舞台となる宮島は瀬戸内海に面しており、スタンドからは宮島、世界遺産の厳島神社を望むことができる風光明媚(めいび)なレースコースだ。海水の競走水面で、潮の干満の影響を受けやすい。干潮時の水面は穏やかで多彩な決まり手が見られるが、満潮時は水面がポチャついて操縦が難しくなり、外の選手の攻めが決まりにくくなる。

 過去1年間(2019年6月1日~20年5月31日)の1コースの1着率は57.6%。全国平均(55.7%)を上回っており、イン有利の水面といえる。昨年6月に行われたGI(開設65周年記念)でのインの1着率も68.1%と高く、トップレーサーが集結するSGとなればイン有利の傾向がさらに強まりそうだ。

 気にしておきたいのは3コースの選手。開設65周年記念での3コースの1着率は12.5%で、1コースの次に高い。高配当を狙う穴党ファンには2コースから手堅く差す選手よりも、スピードを生かして攻め込む3コースの選手のほうがおすすめだ。

    ◇

■宮島・全国進入コース別入着状況
【宮島】
   1コース 2コース 3コース 4コース 5コース 6コース
1着 57.6 12.4 12.6  9.4  6.0  2.5
2着 16.6 27.4 22.2 15.6 11.8  6.9
3着  8.2 19.4 20.3 21.2 18.5 13.0
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【全国】
   1コース 2コース 3コース 4コース 5コース 6コース
1着 55.7 14.5 12.2 10.6  5.6  1.8
2着 17.4 25.8 21.3 17.6 12.1  6.2
3着  8.5 18.5 20.6 20.8 18.2 13.8
※2019年6月~20年5月