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2020.3.27 04:57

【ニューヒーロー列伝】国分将太郎

国分将太郎

国分将太郎【拡大】

 26日に終了した江戸川では、地元の国分がパワフルな走りでアピールした。初日6Rで堤昇を道中逆転して3着に食い込むと、豪快なまくり攻勢で節間3勝をマーク。デビュー初優出はならなかったが、最終日の選抜でも2着と好走した。

 「伸びるし、回った後もいい。思っている以上のレースができました」

 快パワーの後押しがあったとはいえ、ここにきて着実に力をつけている。一昨年11月の多摩川でデビュー。低空飛行が続いたが、昨年9月の江戸川で水神祭を挙げた。今年1月の下関では初の予選突破を果たし、今期(昨年11月~)はすでに7勝を挙げている。

 「レースの内容が上がってきた。スタートが少しずつ良くなっています。意識して全速を心掛けるようにしたら、早くなってきた」

 まだダッシュ戦が基本スタイルだが、以前に比べて質のいいスタートが行けている印象だ。

 2016年の水上バイク世界選手権の覇者。中学時代からボートレーサーに憧れながら、なかなか養成所の試験に合格できずにいたが、水上バイクの実績が買われ、特別推薦枠でプロ入りを果たした。

 「ボートレースを始める前は水上バイクの経験が少し有利かなと思ったけど、実際やってみたらそう甘くなかった」と苦笑いを浮かべる。それでも経験を積みながら、徐々に地力を増しているのは間違いない。

 「華のある仕事なので、少しでも上のほうでレースをしたい」と目を輝かせていた。(渡辺寿輔)

 =次回は4月10日に掲載

 国分 将太郎(こくぶん・しょうたろう)1994(平成6)年3月20日生まれ、26歳。福島県出身、東京支部所属。2018年9月に第123期生として選手登録。次走は30日開幕のまるがめ一般戦に出場予定。161センチ、53キロ。血液型A。