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2020.3.25 04:55

【目指せトップレーサー(93)】末永和也

末永和也

末永和也【拡大】

 躍進の期待が高まる。末永は124期のボートレーサー養成所時代はリーグ戦勝率トップで修了記念競走を優勝。“養成所チャンプ”として鳴り物入りでデビューした。

 昨年5月からつのデビュー戦では初戦を3着して、いきなり舟券に貢献。3日目には2着。そして5日目にはデビュー初勝利を決めて、期待の大型新人は順風満帆の船出を飾った。

 しかし、昨年6月の若松でデビュー2勝目をマークしたものの、最終日にFを切ってしまう。そこから長いトンネルが待っていた。昨年はその後、2着もなく2勝止まりで終わった。

 「正直、からつのデビュー戦が足は一番よかったですね」と苦笑しながら昨年を振り返った。

 今年に入っても「いいエンジンも引けないし。1月に走った宮島、直後の徳山はワースト級のエンジンを連続で引いた」と抽選運が苦戦に拍車をかけた。

 ようやく“兆し”が見えたのが2節前のまるがめ。予選4日間の成績は6・6・6・6・4転覆と散々な結果だったが、5日目後半と最終日の前半戦で2連勝。約8カ月ぶりに勝利を飾った。

 「1月のルーキーシリーズから4、5コースも取り始めました。勝つ確率も上がると思って。でも難しいです。着順を落とすことが多いし、特に小回りが難しい。師匠にも“差せ”っていわれるんですけど…」

 師匠である上野真之介のアドバイスもなかなか実行できず結果が出なかったが、まるがめの2勝はともに差しからの勝利。直後のからつでは未勝利ながら、初戦の大敗以降は6着もなく踏ん張った。ブレークの日は近いかもしれない。(田中功夫)