ボート:ニュースボート

2019.12.1 20:10

【平和島BBC】田村隆信が圧巻の完勝劇で初代王者!

 運を味方につけて4日間のガチンコバトル制覇だ! ボートレース平和島の『プレミアムGI第1回ボートレースバトルチャンピオン(BBC)トーナメント』(V賞金1100万円)は1日、第12Rで決勝戦が行われ、田村隆信(41)=徳島=がインから押し切り圧勝。今年3度目&通算14度目のGI優勝を飾るとともに、記念すべき初代チャンピオンの座に輝いた。2着は長田頼宗、3着には吉川元浩が入った。

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 完璧な足に仕上げた田村が、インから全速逃げで押し切って快勝。1分45秒8の平和島の現行エンジンレコードタイムを叩き出す完勝劇で初代チャンピオンに輝いた。

 表彰式では“王者の証し”を左肩から提げて、右手でガッツポース。「チャンピオン感はあったかな」と笑みを浮かべた。

 今大会には選出順位22位で臨み、1回戦を2着で突破。準々決勝戦は3着。5枠で挑んだ準決勝戦は井口との3着争いを制してファイナルまでたどり着いた。

 枠番抽選は6番目にくじを引き、“残り福”で1枠をゲット。運も味方につけて頂点へ駆け上がった。「棚からぼた餅という言葉がピッタリ。でも、今大会を一番堪能できたと思います」と初の大会を振り返った。

 今回の勝利で来年の第2回大会(若松)への優先出場権を獲得するとともに、来年7月に地元・鳴門で開催されるSGオーシャンカップ出場に向け、ポイント争いでもトップに立った。

 過去2度の地元SG(2016年7月オーシャンC、17年6月グランドチャンピオン)では出場を逃しており、「まずはしっかり出場できるように頑張ります」と“三度目の正直”を実現するため、さらに勢いを加速させていく。

 今年は10月の鳴門66周年記念を制し、2節前の蒲郡64周年記念で今年2度目のGIV。前節の桐生SGチャレンジCでは優出6着。そして今大会では初代王者の称号を射止めた。

 「年間GI3Vは初めてですね。リズムだけで言えば一番いいと思う」

 次節の大村67周年記念後には、悲願の初制覇を狙う住之江SGグランプリが控える。選出順位11位でトライアル1stからの出場だが、「このリズムならやれそうな気がする」とファンの前で宣言した田村。年末決戦を制し、“真の王者”に上り詰めるつもりだ。(海老澤義勝)

■田村 隆信(たむら・たかのぶ)1978(昭和53)年3月15日生まれ、41歳。徳島県出身。99年10月に第85期生として選手登録。同期には井口佳典、森高一真、湯川浩司らがいる。SGは通算3V。GIは2003年2月のまるがめ新鋭王座決定戦で初制覇を達成し、今回で通算14度目の優勝。家族は妻と子供3人。172センチ、52キロ。血液型B。