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2019.11.6 04:58

【目指せトップレーサー(75)】沢崎雄哉

沢崎雄哉

沢崎雄哉【拡大】

 沢崎は前期勝率4・72の自己最高勝率をマーク。デビューから4年半が過ぎたが、順調に成長を続ける。今年の2月には江戸川でデビュー初優出で優勝を飾る大活躍もあった。

 しかし「江戸川の優勝はもう忘れました。なかったことにして」という。「あの優勝でちょっと調子に乗った部分もあったので。エンジンはとにかく出ていました。4年間で一番ですね。ボートにしがみついてるだけで勝てたというイメージ」と振り返った。沢崎にとっては自分の実力で勝ち取ったという思いがない。だから前述の“なかったこと”というコメントが出たのだろう。ただ、おかげでいまは地に足をつけてレースに取り組むことができている。優勝の後は優出こそないが、予選を突破する回数も増えてきており、前期勝率が示すとおりに地力は確実に上昇してきた。

 「レーサーになろうと思ったきっかけは普通の仕事にはつきたくなかったというか。高校は陸上部だったんですけど、そんな話をしていると顧問の先生に勧められた。養成所は運よく一発で合格しました」。師匠はいないが「前沢丈史さんにお願いして、いろいろと教えてもらっています」という。

 「いまの目標はヤングダービーに出場すること。今年の三国では永井彪也さんが優勝して。東京勢が大活躍したでしょう。刺激をうけたし、来年は一緒に出ようといわれたし。そのためにもまずはA級にならないといけない」

 今期の始動はあす7日に初日を迎えるびわこ「ルーキーシリーズ第19戦」。トップレーサーを目指して、全開モードで突っ走る。(田中功夫)