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2019.11.5 20:43

太田和美が逃げ快勝、18回目のGIV GI全日本王座決定戦

GI全日本王座決定戦を制した太田和美

GI全日本王座決定戦を制した太田和美【拡大】

 芦屋ボートの開設67周年記念「GI全日本王座決定戦」は5日、第12Rで優勝戦が行われ、太田和美(46)=大阪=が逃げ快勝 昨年11月の徳山65周年以来1年ぶり18回目のGIVを飾った(当地GIは初)。優勝賞金1000万円を加算し、賞金ランクは12位まで浮上。2年連続11回目のグランプリ出場を決定づけた。2着は石野が入り、大阪支部でワンツー決着、3着は永井が入った。

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 地元・住之江のナイターグランプリ出場を狙う“浪速の怪物クン”が今年最大の勝負どころで負けるはずがなかった。初日連勝発進を飾るなどシリーズ序盤から主役を演じた太田が最後も鮮やかな逃走劇でV。当地では2012年のグラチャン以来となるビッグタイトルをつかみ獲った。

 「(勝てて)うれしいしちょっとホッとした」

 表彰式では終始笑みが絶えなかった。参戦前の今年の賞金ランクは18位でGPボーダー線上。笑っていられる状況ではなかった。

 「(児島)ダービーを出ていない間に抜かれていって。これはちょっと頑張らんと、と思った。ただ、まさか優勝できると思っていなかったし、この1カ月が勝負と思っていたのでここで決められてよかった」

 昨年も同時期に行われた徳山GIを制してGP勝負駆けを成功させるなど、ここ一番での勝負強さを今年も発揮した形だ。今大会のキャッチコピーの『ワンチャンをものにせよ』と見事に実現させた太田。史上初のナイターグランプリへ向け、さらにリズムと順位を上げていく。(渡辺宏幸)