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2019.8.30 04:58

【もっとボートレース】大山千広 史上最年少で女王に

大山千広

大山千広【拡大】

 今月中旬に蒲郡で行われた真夏の女王決定戦『プレミアムGI第33回レディースチャンピオン』は、大山千広が待望のGI初Vを達成した。

 23歳6カ月で戴冠した大山は、1998年の三国大会で本部めぐみ(24歳3カ月)がマークした史上最年少Vの記録を更新。1号艇で挑んだ優勝戦では、コンマ01の快ショットを決める度胸満点の攻めを披露し、初の栄冠をつかみ取った。

 現在は大村で開催している『SG第65回ボートレースメモリアル』で5月の福岡オールスター以来、2度目のSGに挑戦中だ。「本人的には何も変わらない。自分が成長することだけを考えてきた」。あくまでチャレンジャー精神を貫き、SGウイナーたちを相手に奮闘している。

 初日は1枠だったが、福岡支部の先輩・瓜生正義に3コースからまくり切られて2着。イン戦で敗れ、悔しさをにじませていた。

 そんな大山について瓜生は「チー(大山)は無駄がないし、支部にとっても頼もしい存在。経験を積んで強くなってほしい」とさらなる飛躍に期待を寄せる。

 大山の母で昨年10月に現役を引退した元選手の博美さんは、瓜生にとってペラグループの先輩で、娘の千広も「ちっちゃい頃から知っている」という間柄だ。

 「面倒をみてもらった。次は(大山に)いろいろなことを伝えられれば」。SG10Vの実績を誇る偉大な先輩の存在が、“令和のシンデレラ”をさらなる高みへ押し上げるはず。今後も大山の活躍に注目したい。(海老澤義勝)