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2019.8.28 04:57

【目指せトップレーサー(65)】上村宏太

上村宏太

上村宏太【拡大】

 上村のデビュー期からの勝率は1・85→1・68→2・47→3・61→4・12。2期目に数字は落としたが、その後は順調に上昇カーブを描き、前期は初の4点勝率もマーク。A級昇級も視界に入ってきた。

 「デビューから1年は6コースオンリーで。その後の1年が4、5、6コースから。前期からスローにも入るようになりました」とレースの“幅”が広がったことで勝率もアップした。

 レーサーになるきっかけは「小学校の高学年のころに『モンキーターン』というアニメを見てかっこいいと思った。江戸川に住んでいたんですけど、ここにレース場があることも初めて知って、レースも見に行って選手になりたいと思いました」と振り返る。

 一方で映画の『トップガン』でパイロットにもあこがれていた。そこで選んだのが航空自衛官だ。

 「選手になるにしても体力が全然なかった。身体を鍛えるためにも自衛官の道をえらびました。中学卒業のとき、いわゆる航空自衛隊の“学校”があったんです。今はもうないんですけど、4年制で高校卒業資格と給料をもらえる」。4年の過程終了後、3年10カ月自衛官として働いた。

 「地上勤務だったんですけど、自分は食べても太らないし、体格も選手に向いていると再確認した。ただ自衛官の仕事も好きだったので、試験は休みの合う日だけで、毎回は受けていませんでした。でも、集中しないとダメだと思って仕事を辞めた。そのあと3回目の受験で119期に合格しました」

 今後の目標は「まず勝率を着実に上げて、まずはA級へ」。そしてボート界の“トップガン”を目指す。