ボート:ニュースボート

2019.6.14 11:00

【グラチャン】多摩川の水面巧者

 過去5年間における多摩川の勝率ナンバーワン(8.31)は埼玉支部のエース・桐生順平だ。2012年7月に当地初Vを飾り、16年2月に行われた関東地区選手権ではカドから鋭いまくり差しを決めて多摩川GI初制覇。通算では8優出4Vの実績を残している。

 今年1月のバトルトーナメントも的確な立ち回りで優出2着の活躍。ボート界屈指の旋回力を発揮できる水面で、今回もファンの注目を浴びるはずだ。

 2位の田村隆信(勝率8.29)は当地で4節連続優出中。16年9月の開設62周年記念で優出4着、今年1月のバトルトーナメントは優出3着と確実に優勝争いに絡んでいる。

 近況は5月の福岡オールスターを病気のため途中帰郷したものの、住之江周年(14日に優勝戦)では後半に立て直して優出。リズム自体は悪くなさそうだ。好相性の水面で強気な攻撃を駆使して、4度目のSG制覇を目指す。

 3月の戸田クラシック、5月の福岡オールスターでSG連続優勝を飾った吉川元浩は勝率7.97で6位にランクイン。当地のSG、GIでは実績こそないものの、昨年7月を含めて3度の優勝経験がある。年齢を重ねてなお鋭さを増す速攻を武器に、史上3人目となるSG3連続Vを狙う構えだ。

 10位の赤岩善生(勝率7.69)は1月のバトルトーナメントに続いて、5月の一般戦でもVと存在感を示している。当地3節連続優勝に照準を合わせて、気迫あふれる攻撃を仕掛けてきそうだ。(立山友基)