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2019.5.29 04:59

【目指せトップレーサー(52)】二宮博貴

二宮博貴

二宮博貴【拡大】

 今後どんな走りをみせるか楽しみな存在だ。2016年5月に平和島でデビューした二宮は前節の児島一般で待望の予選突破。初めての準優は5コースから6着に敗れたものの、「控室から雰囲気が違いましたね。でもいい雰囲気で走れたしこの経験を財産にしたい」。デビュー戦から予選突破まで約3年と時間はかかったが、さらなる成長へ、今回の準優入りがいいきっかけとなるだろう。

 高校卒業後、フリーターとして飲食店でアルバイトをしているときに「ボート好きのお客さんに平和島へ連れて行ってもらった」ことでボートを知り、選手を志した。5回目の受験だった118期で合格。デビュー後の勝率は3・18(17年11月~18年4月)がベスト。多少物足りないが、「期初めにフライングばかりして、それでスタートを控えてという悪循環になっている」と分析する。ただエンジンが仕上がっていたとはいえ攻撃力十分だった児島の走りを見る限り、とても3点台の選手には思えなかった。

 現在の目標はA級昇級だ。同期の宮之原輝紀はすでにA1、吉川貴仁、板橋侑我、栗城匠もA2級へ上がっており、「まずはA級になりたい」と意気込む。

 そんな二宮を師匠の相原利章もしっかりと支えており、“二人三脚”で目標へ向かって努力を続けている。力を入れているのはスタート。「最近はなかなか行けてないけど、遅れないようには行きたいと思っています。スタート展示でコンマ10ぴったりだったらバッチリ。本番でも“これは行ける”となります」。

 スタート展示をみて舟券作戦に役立てたいところだ。今年でデビュー4年目。ひとつのステップをクリアした児島をきっかけに、さらなる飛躍に期待したい。(渡辺宏幸)