【三国・GI北陸艇王決戦特集】注目選手(1)松井繁

2018.12.3 04:37

 巻き返しを誓う来年へ向け、王者がこのシリーズから新たな“一歩”を踏み出す。松井は芦屋チャレンジカップを終えて賞金ランク22位。自らが持つグランプリ出場記録の22回、12年連続の更新はならなかった。さらにF休みのため、今節が今年最後のレースとなる。

 「来年も思い切り(選手を)やっているし、また頑張るわ」

 “グランプリが唯一の目標”と公言する松井にとって無念きわまりないだろうが、それでも落ち込んでばかりはいられない。来年3月のSG戸田クラシックの出場権はまだ手にしておらず、その権利獲りへこの三国がラストチャンスだ。三国は98年のオーシャンカップでSGV。GIも49周年を含め2回制している。昨年4月の64周年では予選をトップ通過。インから逃げた準優で待機行動違反を取られて賞典除外となったが、水面相性は良好だ。

 松井のグランプリ連続出場が途切れたのは05年と今年の2回。1回目は10年連続で今回は12年連続だった。その連続記録については、「もう更新するのは難しいわ」。たしかに来年からの13年連続グランプリ出場は、49歳の王者にとっては現実的ではない。それでも、グランプリ出場にこだわり続ける。

 そのためにも、この三国は注目が集まるところ。再び力強い“王者の行進”をみせつけ、一足早く今年を締める。

 ◎…三国を得意とする松井。特に顕著なのは(4)コースだ。1着率20・0%は、自身の全国平均8・9%を大きく上回る上、複勝率50・0%、3連率なら80・0%。3連単では外せない?

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