ボート:ニュースボート

2018.9.30 10:44

【鳴門GI・大渦大賞】山田祐也が闘志満々「何とか結果を」

 “荒れる鳴門”の主役は誰だ!? 鳴門ボート開設65周年記念競走「GI大渦大賞」はあす10月1日に開幕。屈指の万舟券出現率を誇る難水面で、6日間の熱闘が繰り広げられる。V争いの中心は徳島支部のエース・田村隆信(40)だが、期待の若手、山田祐也(29)も闘志満々で地元周年に臨む。

 --最近の調子は

 山田「よくないです。大きなレースでなかなか結果を残せていないです」

 --前節の浜名湖ヤングダービーも予選落ち

 「本当に悔しい。言葉にならないぐらいふがいないという気持ちがあります。(ヤングダービーは)前検日にこれは厳しいと思うぐらいどうしようもないエンジンだったのですが、そうじゃないときでも記念でやれてないですから」

 --原因は

 「メンタルもダメだし当然、技量も足りていないですが、とにかく調整の引き出しが少な過ぎるんだと思います。合わせるのにも時間がかかる。ずっと記念に出ている人は仕上げる早さが違います」

 --調整の手順は

 「基本的に前の人をベースに。それもよくないのでしょうね」

 --今期ここまでの勝率は6・81

 「1着(43回)は結構、獲っているのですが6着も多いので(16回)。4、5等のときに深追いし過ぎて着を落としてしまうんです。今は“ピンロク”選手になっていますね。状況判断をしっかりして、着をキープするのも課題です」

 --今期の平均STはコンマ13。スタートに関しては

 「まだまだです。行くと決めたときには10回のうち、8、9回は質のいいスタートを行かないと。(まるがめメモリアルは)行く気で行ったのに、半々ぐらいでした」

 --得意なコース、課題のコースは

 「イメージがいいのは(5)コースからのまくり差しです。課題は(2)、(3)コースかな。もう少ししっかりとポイントを稼がないとダメ」

 --好きな仕上がりは

 「伸び型。伸びがよかったらテンションがあがります。成績もその時の方がいいと思います」

 --地元戦は

 「そこだけはいいですね。ずっと練習してきたところですから。独特の水面で、他支部の人には違和感や戸惑いがあるかもしれませんが、僕は“鳴門仕様”。そのへんのアドバンテージは大きいと思います」

 --現エンジンではGW、7月の男女ダブル、企業杯、お盆と4節走っているが

 「企業杯(29号機)はよくなかったし、調整も失敗しました。男女ダブル(39号機)は出足寄りのいい仕上がりになって優勝できました。でもやっぱり前回(お盆)がよかった。21号機だったのですが、出てました」

 --どういう調整を

 「21号機は男女ダブルで西(茂登子)さんが引いて、すごかった。西さんにも『男子が引かなくてよかったね(笑)』って言われて。それが記憶に残ってて、エンジン抽選のときに思わずガッツポーズをしてしまいました(笑)」

 --前検からよかった?

 「それが、そうでもなかったんです。悪くはないけど、西さんほどじゃなかった。それで西さんにペラも聞いて、それをイメージして叩いたらよくなりました。回ってからの足とかは本当にすごかった」

 --ただ、優勝戦は1号艇から3着

 「スタートの失敗(コンマ31)に尽きます。準優(コンマ01)が思っていたより、かなり早くて。優勝戦の特訓で1艇身ぐらいのF。展示は入れに行ったけど、コンマ04のF。メモリアルも控えてましたから行けなかった」

 --引きたいエンジンは

 「やっぱり21号機ですね。優勝できなかったので、リベンジしたい気持ちもあります」

 --前検日にどんなコメントが出れば手応えあり

 「レースを積み重ねて判断したいタイプなんで、あまり初めから『出てます』とはいえないです。『バランスが取れて中堅はあります』というコメントぐらいでも、手応えはあると思ってもらっていいかも(笑)」

 --大会への意気込みを

 「(鳴門ボートには)昨年、今年とメモリアルに選んでいただいたのに結果を出せなかった。今回は何とか結果を出したいです。まずは地元で(GI初の)予選突破したいです」

◆山田 祐也(やまだ・ゆうや) 1989(平成元)年7月6日生まれ。高知県出身、29歳。徳島支部。2013年5月、鳴門でデビュー。112期で主な同期は松尾充、山崎郡。16年12月、平和島で初優勝。GIは17年鳴門地区選で初出場。SGは17年若松メモリアルで初出場。通算優勝6回。16年、最優秀新人選手に選出。またスター候補選手として、今年の鳴門フレッシュルーキーに選ばれている。生涯獲得賞金は8825万4899円。今年の獲得賞金は2141万4066円。1メートル71。