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2018.9.24 20:46

【ヤングダービー】関がGI初出場初Vを飾る

最年少でヤングダービーを制した関浩哉

最年少でヤングダービーを制した関浩哉【拡大】

 ボートレース浜名湖の『プレミアムGI第5回ヤングダービー』(優勝賞金1000万円)は24日、第12Rで優勝戦が行われ、1号艇の関浩哉(23)=群馬=が、インから逃げ切り快勝。待望の初VがGIという、史上2人目の快挙を成し遂げた。また、23歳10カ月での優勝は、前身の新鋭王座決定戦を含め、原田幸哉の24歳3カ月を更新する最年少V記録となった。2着は松尾充、3着には安河内将が入った。

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 デビューから3年10カ月。地道に経験を積んだ関が、1988年四国地区選手権(丸亀)の山下将人(引退)以来、史上2人目のデビュー初VがGIという快挙を成し遂げた。

 師匠の土屋太朗の教えを守り、昨年10月までは4、5、6コースからのレースで腕を磨いた。同期が内から戦う姿を見て「葛藤はあった」と悩んだ時期もあったが、我慢しながらも努力を続けた結果、初のGIで最高の結果を出した。

 今節は初戦でGI初勝利。準優では唯一イン逃げを決めて、ファイナルの絶好枠をゲット。「自分でもビックリした」というほど流れは関に向いていた。

 優勝戦はインからコンマ02のトップスタートを決めて全速逃げ。「試運転で併せた同期の仲谷に『アシはだいぶきているね』といわれたので、自信を持っていった」と115期の仲間の後押しもあり、文句なしのレース運びを披露した。

 群馬支部には今年のSGで2Vを飾り、賞金ランク首位の毒島誠がいる。

 「突っ走る先輩に若手もついていかないといけないし、周りに『群馬支部の若手も勢いがある』と思われたい」

 若手の代表として支部全体を盛り上げようという気持ちは強い。

 この優勝で来年3月の戸田クラシックの出場権を獲得。「群馬の先輩と一緒にSGに行って、学びたいことがいっぱいある」と目標を語るように、今後の伸びしろも十分だ。

 優勝賞金1000万円の使い道は「この仕事を勧めてくれた祖父を含めて、家族に使いたいですね」とニッコリ。

 家族に、そして群馬支部の先輩に最高の“恩返し”をした関は、これからもトップレーサーへの階段を一歩ずつ上がっていく。

(立山友基)