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2018.9.24 04:44

【児島キングC】注目選手・山口達也

 --地元のGIが近づいてきた。心境は

 山口「地元の周年は感覚的には、お正月、GW、お盆シリーズの延長って感じ。そこまで特に意識はしてません」

 --今期は好成績だが

 「最初のスタートダッシュがよかった(注1)。そのぶん、気持ち的にも余裕があったんだと思う」

 --好調の要因は

 「ペラはどちらかというとそんなには当たってない。エンジンが出ているというのは少ないけど、ターン重視でレースしやすい仕上がりになっている。そこだと思う」

 --以前は伸び重視で魅力のある仕上がりも多かったが?

 「それは2年ぐらい前。基本的に攻めたいタイプだし、一年の目標で『攻めるレース』っていうのがあったから伸びをつけていた。ただ伸び重視だとスタートはなかなか放れず、それが事故につながったりして…。それに最近は、伸びがつかない。つけ方に悩んでいるというか、ペラで伸びを求めても伸びてくれない。それで結局、今のスタイルになった。まあ元に戻ったという感じです」

 --2期連続でF2になって苦しんだ時期があった。当時の心境は

 「休みたくないというのが強かった。楽しくはないけど、やっぱりレースは好きなんで。負けたら悔しいけど、その分、喜びがあるし」

 --97期の中では一番最初にGI優出を果たしたが、タイトルには手が届いていない。同期の池永太、土屋智則、西山貴浩が先にタイトルホルダーになったが

 「同期がタイトルを獲って素直に嬉しい。先に勝たれたけど、追いつきたいというか、追い越せると思っているし、“自分も頑張らないと”と思っている」

 --できるなら地元で勝ちたい?

 「やっぱり地元で勝ちたいという気持ちは強い。それに、地元周年には毎回呼ばれるような選手になりたいと思っています」

 --児島GIは13年の61周年(〔4〕着)、今年2月の中国地区選(〔5〕着)と2回の優出

 「61周年は4号艇で西山(〔6〕着)が5号艇だった。安田(政彦)さんが6号艇で全艇スローだった。進入の時に西山と2人で顔を見合わせてた。“引かんのかい! 向けるんかい!”って。ダッシュで行っていたら結果的にワンチャンスがあったかもしれないが、準備ができてなかった(注2)」

 --2月の地区選を含め、新エンジンに変わってから3節走っているが

 「児島ではエンジンにちょっと苦しめられているかもしれない(注3)。ちょっと外れ気味のエンジンを引いている感じ。エンジンの特徴でレーススタイルも変わるけど、それでもその時のエンジンの最大限の力は引き出せていると思う」

 --どちらかと言えば、11月~4月の期よりも5月~10月の期の方が勝率が高いようだが(注4)

 「夏の方がリズムはいいけど、なぜかは分からない。たまたまだと思う」

 --6号艇の時に前ヅケに出る時もあるが

 「気分だけど、仕上がりも関係があります。自信があったり過信があったら行きます。それに勝負の時は行くと思う。メンバーにもよるけど、一応考えては動いているつもりです」

 --最後に意気込みを

 「(優勝戦翌日の10月1日が誕生日で)31歳最後のGIだし、頑張ります」

 ◎…全国平均に比べ、地元では好成績を残す山口達だが、特に注目すべきは(4)、(5)、(6)コースの3連率だ。82・8%、61・5%、52・9%なら、3連単では押さえておきたい存在といえる。

 山口 達也

 やまぐち・たつや

 1986(昭和61)年10月1日生まれ。岡山県出身。31歳。岡山支部。2005年11月、児島でデビュー。97期で主な同期は土屋智則、池永太。07年9月、とこなめでデビュー初優勝。GIは11年桐生55周年で初出場。いきなり優出(〔3〕着)の活躍を見せた。SGは11年平和島ダービーで初出場。通算優勝21回。生涯獲得賞金は2億8117万6023円。今年の獲得賞金は2157万4000円。1メートル69。