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2018.9.14 04:52

【ニューヒーロー列伝】内山峻輔

内山峻輔

内山峻輔【拡大】

 一昨年11月に平和島でデビューしてから、もうすぐ丸2年となる内山。通算7勝を挙げているが、その数字以上にスリットでは果敢な踏み込みで見せ場を作っている。

 今期適用成績ではコンマ15だった平均スタートタイミングが、5月以降はコンマ14。「デビュー期に1回フライングしてから、スタートをよく考えるようになった。周りはできるだけ気にしないで、自分だけを信じてやっている。同じコンマ10でも、自信のある10になってきていると思います」と習得しつつあるS勘には確かな手応えを得ている。

 もっかの課題が、ターンと道中の位置取りというのは、本人が一番自覚しているところだ。

 「今はどんどん後ろから抜かれてしまう。まずは練習すること。あとは冷静じゃなくなることも多いので、いかに冷静に走れるかです」

 同じ東京支部のベテランレーサー、内山文典(55)は「父親のいとこ」。1メートル76の長身で一度は選手になることを諦めたが、「制限が変わって、受験したら受かった」と晴れてボートレーサーになった。

 「文典さんには練習にも付き合っていただいたし、頑張らないといけないですね。スタートを行って“オッ”と思わせても、自分の場合、今は“オッ”から先につながらないんですけど…。そこをつなげていきたい」

 自覚する課題を一層の努力でクリアできれば、天性のスタート力がさらに大きな武器になる。

(高山直樹)

内山 峻輔(うちやま・しゅんすけ)1994(平成6)年12月22日生まれ、23歳。東京都出身。2016年9月に第119期生として選手登録。次走は22日初日の平和島『一般戦』に出走予定。1メートル76、55キロ、血液型A。