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2018.2.13 09:08

【近畿地区選手権】今節の注目選手(2)前出達吉

 北陸のホープが待望のGI初陣を迎える。前出は前期勝率6・25をマークして1月からA1初昇格。大阪支部の上條暢嵩、山崎郡とともに今年の近畿地区トップルーキーに選出された。

 「GIを走れるのはうれしいです。将来的にはそこで活躍したいと思っているので、今回はいろいろと勉強したいです」

 決して派手なタイプではないが、2012年5月のデビューから着実に地力を強化。前期最終戦だった10月の住之江で132423311と稼ぎA1勝負駆けに成功。B1から“2階級特進”で今大会出場につなげた。

 「(住之江は)ダメもとで行ったんですけど、エンジンがよかったですね。運よく最終日に連勝することができました」

 ただ近況は苦戦続き。新期初戦となった11月の三国で未勝利に終わると、次節の鳴門ではF。F休み前の最後の三国正月シリーズでも予選敗退に終わった。

 「トップルーキーに選んでもらいましたが、全然、実力がそれに追いついてないですね。課題? 全部ですね。悪い流れのときの気持ちの切り替えもヘタだし、技術面では圧倒的にターン力が足りてないと思います」

 勝負の世界の厳しさを痛感する。そんな中でも「ダメなときこそ、自分の色というか、売りを見つけていきたいですね」と前向きに取り組んでいる。

 1カ月ぶりの実戦が初のGI舞台。「“あいつ、誰や”って、思われないように何とか頑張りたいです」。全国No.1のレベルを誇る近畿のトップ選手を相手にどんな戦いができるか。しっかりと“爪痕”を残して、今後へのさらなる飛躍の原動力にしてみせる。

 ◎…キャリアの浅い前出の、びわこでの出走回数は40回で9勝。そのうち(1)、(2)、(3)コースで各2勝、(4)、(5)、(6)コースで各1勝。アウトからの一発を期待してみたくなる。