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2021.1.10 05:00

【10日伊勢崎】ゆうじ散歩

鈴木宏和

鈴木宏和【拡大】

 3日目・準々決勝6Rを制した浜松の32期生・鈴木宏和の気配がいい。

 「換えたタイヤが良くなくて、立ち上がりで食い付かなかった。ただ、エンジンはリングを換えて全体的にいい感じ」

 足回りが万全ではなくても永井大介の追い上げを阻止し、マシンに手応えを得た。

 得意とするスタートに関しては、「切れ自体は悪くないけど、出だしが良くない。クラッチ回りを整備して練習する」。武器にするスタートにも磨きをかける構えだ。

 昨年の優出は2月の飯塚GI(3着)の1度だけ。「そうなんです。跳ねでずっと苦しんでいたので厳しい年でした。でも、10月の山陽・若獅子杯のころから跳ねが解消してきているんですよ」と足回りは落ち着いている様子だ。

 選考基準が優勝戦ポイントの『SGオートレースグランプリ』への出場を目指し、準決勝を突破したいところ。「グランプリのポイントがないので頑張りたい。車の感じがいいし、何としても優勝戦に乗りたい」と意欲を燃やす。

 準決勝に向けての作業を聞くと、「3日間、5、5、6レースと昼間だったので、後半のレースになったときの動きがどうなのか不安がある。でも、大きくは扱わないでよさそう。夕方練習で動きを確認して、セッティングを合わせたい。タイヤは感じが良かった2日目のものに戻す」と迷いはない。

 「昨年は調子が悪かったので記者さんに素通りされてばかりいたけど、今年は集まってもらえるように活躍したい。(小林)瑞季も勝ったし、自分もグレードレースを勝ちたいんですよ」と今年の目標に“グレードレース制覇”を掲げた。

 4日目は準決勝9Rに出走。全国でも屈指のスタート力を誇る鈴木宏和が、優出へチャージをかける。

佐藤雄二(さとう・ゆうじ) オート担当

プロフィル

サンケイスポーツ所属。東京都出身、B型。若き日はオートレーサーを志し受験を重ねたが、夢破れてオート専門紙へ。23年あまりの記者生活を経て、2020年4月にサンスポへ移籍。幼いころから培ったマシンを見る眼と丁寧な取材に裏打ちされた予想で、サンスポオート紙面に革命を起こす。