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2019.8.15 22:37

【オートレースGP】地元の青山周平が完全Vで大会連覇

「オートレースグランプリ」連覇を果たし、賞金ボードを掲げる青山周平

「オートレースグランプリ」連覇を果たし、賞金ボードを掲げる青山周平【拡大】

 伊勢崎オートのナイターSG『第23回オートレースグランプリ』は、15日の第12Rで優勝戦が争われ、青山周平(34)=伊勢崎・31期=が10周回を逃げ切り、昨年に続く連覇&通算5度目のSG制覇を達成。賞金1300万円を獲得するとともに、年末に川口で開催される『スーパースター王座決定戦』の出場権を手にした。早川清太郎が2着、人気の鈴木圭一郎は3着に敗れ、昨年のファイナルと全く同じワンツースリーでの決着となった。

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 1枠からトップの飛び出しを決めた青山が、鮮やかな逃げ切りで大会連覇を果たした。最年少グランドスラムを目指す鈴木圭のまくり攻勢をしのぐと、SG連覇を狙う荒尾、悲願の初タイトルに燃える早川らに影を踏ませなかった。

 「最高です。(鈴木圭に)やられたと思ったが、必死に抵抗して良かった。大きいコースを走ったら厳しかったが、小さいコースを守って走れた」

 昨年は、けがからの復活をアピールする涙の戴冠だったが、今年は自身初のSG完全Vに“周平スマイル”がさく裂した。

 執念の整備も実を結んだ。前節の普通開催で完全V。今節も連日の快走で白星を積み上げたが、マシンの仕上がりには納得していなかった。しかし、「ケースを換えて跳ねが直った」と勝負どころできっちりと合わせて、連勝も『9』に伸ばした。

 ここにきて絶好調モードに突入している。6月の当地・稲妻賞を制すると、7月の川口キューポラ杯でV。タイトルを量産し、次回のSG全日本選抜(10月10~14日、川口)では、史上5人目となるグランドスラムに挑む。

 「今は調子がいいので焦らず、今後もレースを続けてどんどん強くなっていきたい」

 昨年はこの大会を制して日本選手権(川口)をVと勢いを加速させた。今年も後半のグレード戦線を引っ張っていく構えだ。(渡辺寿輔)

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 ●鈴木圭は3着で史上最年少グランドスラム達成を逃す!!
 史上最年少グランドスラム&3度目のSG完全Vを狙った鈴木圭一郎(浜松)は序盤で青山を攻略できず、昨年と同じ3着に終わった。「いいところにつけられたけど、青山選手はうまかった。後悔したくないから豪快に突っ込んだら曲がりきれなかった」。それでも、いったんは4番手に後退しながら終盤は追い上げた。「車はいいところにきていた。来年のグランプリまで腕を磨きます」と記録達成は持ち越しとなったが、「今年後半につながるレースはできた」と巻き返しを誓っていた。

     【レースを終えて】
◆早川(2着)「荒尾さんを抜くところでタイヤを使った。車は良かった」

◆荒尾(4着)「後半タイヤが滑ったが、エンジンは最高だった。仕方がない」

◆浦田(5着)「試走は良かったけど、レースではタイヤに負担がかかった」

◆永井(6着)「タイヤが滑った。車は重くて回転が上がってこなかった」

◆中村雅(7着)「エンジンは重かった。タイヤに負担がきた。調整失敗です」

◆若井(8着)「車は問題なかった。スタートが駄目でついていくだけだった」

 ●売り上げは大幅アップ!!
 ◆『オートGP』5日間の総売り上げは、17億2161万円。目標の15億5000万円を大きく上回った。

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