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2019.3.10 21:14

【サンスポ杯・GIグランプリレース】高橋義弘が7年ぶり2度目の大会制覇

通算3度目のGI優勝を果たした高橋義弘(中央)は菜乃花(左)と長州力(右)に祝福されて笑顔

通算3度目のGI優勝を果たした高橋義弘(中央)は菜乃花(左)と長州力(右)に祝福されて笑顔【拡大】

 川口オートの『サンケイスポーツ杯・GI開設67周年記念グランプリレース』は10日、第12Rで優勝戦が行われ3周1角で抜け出した高橋義弘(36)=川口29期=が7年ぶり2度目となる大会Vを達成。通算3度目のGI優勝を果たし、賞金300万円を獲得した。

 絶好の位置を生かして勝機をつかんだ。10線最内の高橋義はスタートを決めると、3周1角で先頭に立ち、そのまま押し切った。

 「優勝自体が6年ぶりでうれしいです。僕が取っていいのかな。試走はよくなかったけど、最終用にセットをやって、レースでは良かった。8周回は長かったです。ゴールした瞬間? みんながこなかったって感じですね」

 独走の展開に持ち込めず、後続からひたひたと迫る加賀谷、永井の追撃をギリギリ振り切った。2013年9月普通開催以来の美酒に「泣くかと思ったけど、泣かなかったですね」とおどけてみた。

 シリーズ2日目の湿走路が流れを変えた。「普段はやらないセットに変えて」と苦手な雨で3着に好走。そうすると、近況不振だったマシンの立て直しに成功した。「今節は流れが良かった。あとはやっぱり(優勝戦は)位置が良かった」といたずらっぽく笑った。

 2012年のこの大会でGI初制覇。同年の山陽平成チャンピオンCでは2度目のタイトルを奪取。川口期待のホープとして期待されたものの、その後はスランプに陥っていた。

 「けがが続いたりしましたからね。これを機に復活できるように頑張ります」

 次回は特別GIのプレミアムC(21~25日、山陽)に出走。かつての快速を取り戻した高橋義が本来のスピード戦で大暴れする。(渡辺寿輔)